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イングレス リアル課金

今回のingressの「有料課金アイテム」って実はちょっと違うんじゃないの?という話。

今回のイングレスの有料課金アイテム、エージェントには大きなインパクトでしたし、一般メディアにも「ingressが遂に有料課金アイテム導入!」と言われるくらい大きな変化だと思います。
ところが、実態が少しづつ見えてきて落ち着いて考えると、実はちょっと違うんじゃないの?と思ったので記事にしてみました。

今回のingressの有料課金アイテムってちょっと違うんじゃないの?

「ingressが遂に有料課金に走った!」という衝撃はエージェントも、そうでない人達にもかなりのインパクトだったと思います。
Niantic Labs改めNiatnic,Inc.も、やっぱりアルファベット(Google)グループから独立して直接収入がないとキツいのでは?という想いが頭をよぎったエージェントもいると思います。

まだ僕のスキャナは有料課金アイテムが購入できる「ストア」タブが表示されませんが、ソーシャルからゲットできる情報を元に今回の有料課金アイテムのそれぞれの意味を考えてみました。

ポータルフラッカー(Portal Fracker)

<関連記事>
ingress:新課金アイテム Portal Frackerの効果のスゴイ考察 | charingress.tokyo
使用した後のポータルハックのアイテム出力が倍増する芋けんぴ「ポータルフラッカー」。
実は過去ingressでは2周年記念でアイテム倍増キャンペーンをやったりしているので、それを知っているエージェントからしても違和感はあったと思います。

記事の中のFevgamesの考察・試算の通り、ポータルフラッカーは自分で買って有利になろう、という使い方が出来ない(10分または150回ハックの制限が使い切れない)アイテムなので、Nianticが「有料課金アイテムでガッツリ儲けよう!」というよりも、「今日はオレのオゴリだ。楽しくやんな」という意味合いが強いアイテムだと思いました。

NIA川島さんだったと思いますが、ゲームデザインで「P8(レベル8ポータル)はレベル8のエージェントが8人集まらないと出来ない、という点は意識した」という話に共通する、ingressの「外に出るスマホゲーム」「ユーザー同士のコミュニケーションが発生する」というテーマと同じものを感じます。

ビーコン(Beacon)

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ポータルにサインを表示できる「ビーコン」。まだ9割のエージェントが購入すら出来ない(自サイト調べ)現状では、この有料課金アイテムの効果・効能ははっきりとは分からないのですが、これだけ3個セット(らしい)ということを考えてもちょっと叩き売り気味のアイテムです。販売当初から叩き売り。

スキャナ上のポータルの上にRESやENL、ジョッキなどのサインを出せる、という機能は要は看板なので、「ここに集まれー!」とエージェントたちを集めたいエージェントがお金を出す、つまり広告アイテムな訳ですね、これ。

広告は普通、集まった人からお金を回収するためのコストなんですが、ingressにはそれがない。まぁ、来たエージェントからX8を10個ずつ徴収したりしたらそれはそれでFFより効率いいかもですけど、それはNIAの預かり知らない話。

利用用途的には「ここにエージェントがいるので集まれ!」的なアイテムだと思われます。
レジスタンスのロゴならレジスタンスで集まれ。エンライテンドならエンライテンド。ジョッキだったらクロスファクションで飲みですよ、と。あとの2つはわかりませんw
Nianticのロゴが一番わからんw

とにかくエージェントを集めたい人が自腹を切るので、エージェントを集める必要がなければ、そもそも買う必要がないアイテム。
バンバン売れるものでもない気がします。じゃぁなんでそれをNIAが作るのか、というと、COMMやHO(ハングアウト)とは別のコミュニケーションを提供したいんだろうな、という気がしています。無料だとみんな適当に立てちゃうんで。

キーロッカー(Key Locker)

あのピンクカプセルは何だったんだ?と思える「キーロッカー」。スリムになって5色展開した割にピンクはありませんでした。
こればかりは有料の意味はわかりますね。2,000のインベントリ上限がingressを面白くしているのですが、その上限よりもどうしてもアイテムを持ちたい!というエージェントに関しては、「ポータルキーに関してだけ有料で持たせてあげましょう」というNIAの計らい、だと思います。

それもポータルキーやバースターを買えるのではなくて、容量を買う。つまりトランクルームを借りる感じ。
「有料課金アイテムが導入されたらゲームバランスが!!!」と危惧されていましたが、キーロッカーは収納できるアイテムをポータルキーに限定したことで、例えて言うなら「おたく1DK?うち2DKだけど?」ぐらいの差しか出ない感じ。そりゃ2DKの方が家賃高いですもんね。

「ゲームの有料課金アイテム」の割にはハードルが高い

別にNIAを擁護するつもりもないんですが、こうやって落ち着いて考えると通常のゲーム課金と比べると今回の有料課金アイテムは「買うハードルが高い」と思います。有料なのにw

「ポータルフラッカー」「ビーコン」は(多分)オゴリ好きなオジサマ向けアイテム、残りの1つは「ちょっと収納が多いんです、ウチ」みたいなアイテム。
スマホゲームのガチャなどに代表される「買わないとゲーム進まないよ?買うでしょ?買うでしょ?」みたいなアイテムに比べるとかなり奥ゆかしい物ばかりだなぁ、と思いました。

今日だけでもソーシャルで頂いたコメントでやっぱり一定のエージェントの方が「有料になるんだ。じゃぁさようなら」というコメントをちらほら見かけたので、僕なりの感じたことをお伝えしてみようと思って書いてみました。

・・・まぁまだストアタブは表示されませんけれど。

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