Via Luxシリーズ全体ではRES勝利。勝敗のキーはジカ熱と変更ルール? #ViaLux
2018/01/19
盛り上がったingressのXMアノマリー、Via Lux Setouchiを皮切りにDay2が行われ、最終のセントルイスも終了しました。
スコアはレジスタンス20対エンライテンド19と、僅差でRESの勝利です!
Via Luxシリーズ全体ではRES勝利。勝敗のキーはジカ熱と変更ルール? #ViaLux
ingressのXMアノマリーVia Luxシリーズ、瀬戸内はエンライテンドの勝利に終わりましたが、グローバルスコア的にはほんと僅差でレジスタンスの勝利に終わりました。
今回のアノマリーシリーズのスコアをグラフにするとこういう感じになります。

| ENL | RES | |
| Day1 | 0 | 0 |
| ヴロツワフ | 1 | 3 |
| バーミンガム | 1.5 | 4 |
| トゥルク | 2 | 5 |
| デンバー | 5 | 6 |
| ポートランド | 6 | 6.5 |
| サン・ホセ | 7 | 7 |
| Day2 | ||
| 瀬戸内 | 10 | 8 |
| シンガポール | 11 | 11 |
| マカオ | 11.5 | 12 |
| ムンバイ | 12 | 13 |
| ケルン | 13 | 16 |
| ブダペスト | 13.5 | 17 |
| グラナダ | 14 | 18 |
| トロント | 17 | 19 |
| サンティアゴ | 18 | 19.5 |
| セントルイス | 19 | 20 |
Day1が7対7のイーブンに終わって、Day2で勝敗が決する、という形になった今回のアノマリーシリーズ、勝負に「たられば」は無いですが、ジカ熱の影響でシンガポールがサテライトに、瀬戸内がプライマリに変わりながらもスコアは両方プライマリ扱い、となったことが1つ勝敗のキーになった気がします。
プライマリ変更の影響
シンガポールでのジカ熱の流行で、急遽日本の瀬戸内がプライマリに変更になりました。Via Luxアノマリーシリーズのルールでは、プライマリが勝ち点3、負けた陣営も1点で差が2点。サテライトが勝ちが1点、負けが0.5点の差が0.5点。
つまりプライマリの勝利はサテライト4つ分になるルールでした。その中で、イーブンでDay1を終えてからの実質プライマリサイトが1つ増えた形での開催。
「もしこういうルールだったら」で試算してみましょう。
プライマリの変更がなかった場合
シンガポールにジカ熱が流行せずに、当初予定のままプライマリで開催、瀬戸内がサテライトのままで、勝敗は変わらなかった場合のスコアはこうなります。
レジスタンス:19.5
エンライテンド:17
スコア推移はこんな感じ。

つまりこのハプニングがなければもうちょっと差を付けた形でレジスタンスが勝利していた、ということになりますね。
プライマリが瀬戸内に、シンガポールがサテライト配点の場合
シンガポールの配点がサテライトに変わっていた場合のグローバルスコアはこうなります。
エンライテンド:18.5
レジスタンス:18
今回の結果よりさらに僅差でエンライテンドがシリーズ勝利。
スコア推移はこちら。

そう、プライマリの変更とそれに付随するルールで結果が大きく変わるんですね。
そういう意味ではアノマリーシリーズは、Nianticもコントロールできない所で勝敗が決まるシリーズなんですね・・・。
<追記>
表のケルンとトロントのスコアが逆になっていましたので修正しました。
