新ポータル審査、イングレス日本公式からも発表。対象地域は東京ではなく東北と九州ポケモンGO対策も兼ねる?
TechCrunchでリークされたイングレスの新ポータル審査についてイングレスの日本公式からも発表がありました。これによると対象地域は日本は東京ではなく東北のようです。
Portal Reconの日本対象地域は東北。
イングレスの新ポータル審査として導入されるPortal Recon。エージェントがポータル審査をする新しい仕組みですが、これについてイングレスの日本公式からも発表がありました。
コミュニティの皆様がポータルを審査できる新しいツール、Portal Reconですが、以下日本語の案内になります。
ここではPortal Reconについての詳細が改めて提示されています。
日本語だとわかりやすくて助かりますね。
・クローズドβテストはサンフランシスコ、東北地方、九州地方で行われます。 (東京ではありません)
・東北地方、九州地方でのツールの提供、及び日本語版の提供は来週中を予定しています。
・開始当初はLV16のプレイヤーのみを対象とします。該当のエージェントにはこちらから招待状を送付致します。
・実際に審査が可能なエージェントとなるには、ポータルとは何か、を詳しく知っている必要があり、簡単な道ではありません。
・エージェントの皆様は2つのエリアを選択可能になる予定です。自分がよくプレイするエリア、及びもう一つ自分が詳しいエリアを指定することが可能です。
・エージェントは写真、名前、重複がないか、など複数の項目に渡りフィードバックを入力することになります。
・一人のエージェントが審査したからといって、すぐにポータルとしてライブするのではなく、ある程度のスコアがたまってからライブとなります。Niantic内でのテストを得て、最終的にはアルゴリズムによって自動でポータルがライブとなる予定です。
当初のリークでは東京となっていましたが、ちょっと違和感はありました。ポケモンGOへのデータの転用も視野に入れているはずなのになぜにポータル密集度の高い東京で・・・?と。ただ米国はサンフランシスコが対象とのことなので、ポケモンGOのnearbyのテストが同地域なことから、まぁ日本だとテストベッドは東京なのかなぁ、と。
対象地域の選定基準は?
この発表を見ると東北と九州が対象、ということですが・・・
ぱっと見思ったのは、ポータル密集度があまり高くない地域で、エージェントの数が一定数確保できそうな地域?と思ったのですが、あまりピッと来ない感じです。四国でもいいはず。
イングレスだけだとなかなか妥当な理由が思いつかなかったのですが・・・ありました。
これかも。
先般震災復興支援としてポケモンGOコラボでNianticと4県合同記者会見が行われましたが、この時の地方自治体が岩手・宮城・福島・熊本。この4県の地域が東北と九州。
つまりPortal Reconを通じて震災復興支援の4県のポータルやポケストップを増やそう、という狙いも重ね合わせたのかもですね。既知の情報に日本公式が地域のみ修正を入れているのも、なんとなくこんなやり取りが想像できちゃいますw
TechCrunch(米国)「YEAAAAAAH!」
ナイアンティック(日本)「いやいや、ポケモンGO自治体提携あるから場所違うって」
Niantic,Inc(米国)「あ、そだっけ?忘れてたけど修正しといて」
ナイアンティック(日本)「ぉぃぉぃ・・・言いっぱなしかよ・・・」
というのも、Ingress公式(米国)の発表はTechCrunchの記事紹介の体裁を取っていて、日本公式はその記事の箇条書きの訂正になっているんですね・・・。
Niantic unveils its community-based Ingress Portal rating tool. John Hanke sat down with Tech Crunch to provide the details.
Read the full article here: https://techcrunch.com/2016/11/17/niantics-invite-only-portal-recon-tool-lets-players-vote-new-real-world-locations-into-ingress/
リンク先のTechCrunchの記事も訂正されてました。
In the initial closed beta rollout, the new hub will work in San Francisco and
TokyoUpdate: Niantic tells me they’re now focusing the Japan rollout on the Tohoku and Kyushu regions instead of Tokyo.
基本公式発表は米国=グローバルの発表の訳や補足を日本公式が付けていくリレーなのですが、今回はTechCrunchの記事を経由しているあたりにドタバタ感を感じしてしまったのは僕だけ・・・?