ケータイWatchのMISSION DAY記事にみるingressの近況。
インプレスのケータイWatchに、先日のMISSION DAY YOKOSUKAの記事が掲載されていました。
そこで川島さんと須賀さんのインタビューが掲載されています。
ケータイWatchの記事はこちら。
1人1人が作り上げた「Ingress Mission Day」、横須賀に2000人集まった日 - ケータイ Watch
有料課金アイテム発表以降の記事になるので、その辺りの近況を伺うことができます。
Googleのアルファベット設立がNiantic,Inc.独立の契機になったのか?という点
川島氏
いえ、それは偶然時期が重なっただけなのです。直接のきっかけではありません。もちろん良い形で進められる背景にはなったと思うのですが、それ以前から独立を目指して動いていており、時期が重なったのです。Alphabet社の設立という一報に触れたときには、細かい部分を把握していなかったので、「面白いタイミングだね」とジョン(ジョン・ハンケ氏、ナイアンティック創設者)と一緒に笑っていました。
それはすごいタイミングですね。確かにGoogleのアルファベット再編はものすごく大きな話、かつセンシティブな話なので事前にGoogleスタッフ全員が知るはずもない話だと思いますが、それにしてもすごいタイミング。
そしてやはり独立したことで機動性は増したようです。
有料課金については、
ジョン・ハンケ自身、ゲームバランスやゲームそのものを壊す、あるいは雰囲気を損ねるスポンサーシップや課金は絶対にしたくない、という意志がありました。ゲーム内へ急に広告が出てくるですとか、“Pay for Win”というか課金すると絶対的な優位になって勝利する、といった仕組みにはしたくないと。
Ingressは、サーバーやインフラのコストが高いシステムの1つです。長期間を続けるために、スポンサーシップをしっかり進めつつ、その上でコストをまかなう仕組みが必要です。
この2つを両立させたのが今回の有料課金アイテム、ということですね。
そしてそれぞれなぜこのアイテムを追加したのか、という点についてですが、
「キーロッカー」は所有上限を超えて想い出になるポータルのキーを残したいという想いに応えたものです。アイテムの入手数が増える「フラッカー」は、エージェントが集まってアイテムを収集するとき(フラッシュファーミング、FFとも)、黙々とグリフハックして会話がないという現状に向けたアイテムです。もしかしたらフラッシュファームしながらグリフをそれほどせずにアイテムを集めつつ、会話を楽しめるかなと。
ポータルに目印を付ける「ビーコン」は、スキャナ(Ingressのアプリのこと)への影響を及ぼせるのは面白い試みなので、たとえばちょっとしたミニアノマリーなど、クリエイティブに、よりゲームを楽しくする、深みを与えることができるのではないかなと。
それぞれそういう着目点で追加されたんですね。ポータルフラッカーは「FFで話しながらアイテムを調達できる」楽ちんアイテム、という・・・w
またこれまでの企業コラボでのアイテム追加もまた違った形であるかも、だそう。
アノマリーの話など盛りだくさんな記事なのでその辺はぜひ記事をご覧ください。
1人1人が作り上げた「Ingress Mission Day」、横須賀に2000人集まった日 - ケータイ Watch