LAWSONxINGRESSがもたらすもの。
2015/06/29
今ingressをプレイしているエージェントの中では今日のinnovatorメダル付与が一番のビッグニュースだったと思いますが、一般ではローソンとingressのコラボ「LAWSON×INGRESS」のニュースがインパクトが大きかったようです。
ニュース掲載媒体の数が違う
ローソンが絡んでいる、ということからか、Yahoo!ニュースを始めいろんな媒体で今回のコラボは記事になっています。
これまではいわゆるIT専門系媒体、とでもいうんでしょうか、ギズモードやASCII、ITmediaなどに掲載されていました。
岩手県の地域振興でingress、とかもそうですね。
ところが今回はGoogleニュースの検索でも30件弱の記事が検索できます。
また、ローソンの店頭のレジでもこのLAWSON×INGRESSの告知をしているようですし、実際SIMカードのチャージがローソンで20%増量、というIIJmioのキャンペーンもスタートしましたね。
Ingressポータルのローソンで高速通信が20%増量中 IIJmioのクーポンカードキャンペーン - 週アスPLUS
まぁエージェントの中でIIJmioのユーザーが、といってもSIMフリー端末利用が1%前後、というデータもありそんなに利用されるわけではないと思いますが、ingressというスマホを使ったゲーム、という点ではイメージはバッチリです。
ちょうどinnovatorバッジ付与直後からパブリシティを一段獲得したingressですが、そうするとさらにエージェントが増えると思います。
そうすると・・・どうなるんでしょう?
今後予想されること
「暗黙の了解」が変わる
Twitterなどを見てても思いますが、新しくingressを始めるエージェントは、コミュニティの参加だったりingress関連サイトを色々調べたり、というマニアックな要素がどんどんなくなってきている気がします。一般化していくときはそういうものなんですが、そうするとこれまでの「暗黙の了解」だった事柄がそうでなくなってくる、という事が予想されます。
例えば、一輪挿し(ポータルのレゾネーターを1本だけ挿して、残りはローレベルエージェントの経験値アップに空けておくこと)の意味がわからない、だったり、COMMが荒れたり、とかですね。
たまに有志がやっているアートCF形成などは、邪魔されるというか、そういうことをやっている事すら気付かない、COMMで呼びかけてもそもそも見てない、という状況があったりして、ますます難易度が高くなりそうな気がします。
社会問題のリスクが上がる
これまでも一部問題としてありましたが、ingressが一般化したとしてもそれはあくまで「スマホユーザーでゲームをやる層」だけの話。
夜中にもプレイすることが多いingressですから、普段人が通らないところにエージェントが徘徊して地域住民が不安に思ったり、立入禁止区域に平気で入るエージェントが出たり、風当たりが強くなる方向に一度は行くと思います。
一番怖いのは、こういう問題がじわじわ来るのではなくて、何かのタイミングで社会事件のバックグラウンドでクローズアップされる、というパターン。
よくある「容疑者はオタクだった」パターンですね。この辺り先を行っているはずの米国だとどうなんでしょうか。
#ingressYearTwoがもたらす断絶
今回のキャンペーンで、おそらくA7、A8、A9のエージェントが大量生産された気がします。
キャンペーン終了以降、R4がすごく不足する=P4(レベル4ポータル)を見なくなった、という点からもそうだと思います。
(レゾ不足のP4、P5は見ますw)
ということは、これから入ってくる人たちは、周囲のエージェントはみんなA8以上で、ポータルもP5以上で・・・という状況になりやすい。
ingressの最初のゲームバランスの悪さ、A1〜6くらいまでの我慢の時間は、前から指摘されてきたことですが、新しく入ってくる人たちがこれに我慢できるか、というと、我々が始めた時よりこの断絶の差は大きいと思うのでなかなか厳しいかと思います。
そうするとユーザーの伸びがローソン提携などがあるにも関わらず、伸びが鈍化する可能性があり、ひいてはゲームの存続にも関わるのかなぁ、とちょっと不安に思っています。
まぁ停滞していてもおもしろくないので、新しい人の目に触れるのは基本ポジ、ということで。
余談
ローソンのサイト見て思ってるんですが、ingressの表記は全部大文字なんですかね?
全部小文字の「ingress」が正式表記だと思ってましたが。
ローソンのサイトを見るたび気になりますw