ウィラートラベル、XM検出車「NL-PRIME」以外にリアル路面状態を検出する車両も走行させる
イングレスバスでおなじみウィラートラベルが、XM検出車両である「NL-PRIME」ではなく、リアルに路面状況を検出する車両を走らせていました。
ウィラーの「道路パトロール支援サービス」での路面評価検証
ウィラートラベルといえば、バックストーリーの中で「XM検出車両」とされているNL-1331の日本版イングレスバス「NL-PRIME」を運行させているのはご存知のとおり。
イングレス以外でも色んなコラボをやっているウィラートラベルですが、その中でリアル道路の路面状況をセンサーで情報収集する試みをバスで行っていたそうです。
WILLER EXPRESS JAPAN(ウィラーエクスプレスジャパン)と富士通交通・道路データサービスは、高速バス「WILLER EXPRESS(ウィラーエクスプレス)」で、富士通交通・道路データサービスの「道路パトロール支援サービス」を試用したバス路線の路面評価検証を、2016年10月から11月にかけて実施した。
WILLER EXPRESS、バス車両で路面評価検証を実施 路面状況を収集し運転技術や安全性向上に活用へ - トラベルメディア「Traicy(トライシー)」
バス車両に搭載したスマートフォンの加速度センサーが自動的に路面の凹凸や段差の情報を収集し、路面状況を診断するもので、検証では同一車両、同一路線で計4回の走行データの収集を行い、100メートル単位の評価区間を設定し、振動レベルを5段階に分けて各回の路面評価結果を比較した。走行車線の違いなどにより評価結果に大きな差異が発生した区間は、全体約4,000区間中100区間程度で、9割以上の区間において同等の路面評価ができていることがわかった。
実際に利用する仕組みは専用のアプリが入ったスマホのようで、車内に固定されたスマホで道路の凸凹などを記録していくそうです。
こちらの記事だと全体4,000区間とありますので、もしかするとNL-PRIMEの運行でもこの道路パトロール支援サービスのスマホが稼働していたかも・・・?
その時はNL-PRIMEはXM検出しながら路面状況も検出していたことになりますねw