ingress エージェントが嫌がらせドロップで不法侵入?住居侵入罪について調べてみた。
Google+で、他のエージェントがAG自宅敷地内に不法侵入し、アイテムドロップされている、という投稿がありました。
投稿AGも公知・警告の目的で投稿されているので取り上げると共に、この機会にこういった不法侵入について調べてみました。
ingress エージェントが嫌がらせドロップで不法侵入?住居侵入罪について調べてみた。
その公知・警告の投稿はこちら。
連日、というのが悪質ですね。
エージェントプロトコルに自宅アイテムドロップはするなと書いてある・・・とか以前に今回の件は、いわゆる「不法侵入」で場合によっては犯罪です。
投稿AGが添付しているキャプチャを見る限り、住宅に囲まれていてポータルもなく、「ポータルをハックしに来た」とも言えない場所に、連日アイテムドロップをしに来る、というのは多分に嫌がらせ目的だと思われます。
こういった場合にどういう法律が適用されるのかを調べてみました。
正確には住居侵入罪
いわゆる不法侵入は正確には住居侵入罪に該当するようです。
住居侵入罪は、正当な理由がないのに、人の住居など(人の住居若しくは人が看守する邸宅、建造物、廃墟や若しくは艦船)に侵入した場合に成立する。法定刑は3年以下の懲役または10万円以下の罰金である。未遂も処罰される。
今回の件で言えば「アイテムドロップをしに来た」訳で、正当な理由だとはまず認められないでしょう。
弁護士ドットコムでもこんな記事がありました。
理由なく他人の住居の敷地内に侵入すれば、住居侵入罪として犯罪に当たります。住居侵入罪自体は比較的軽微な犯罪ですが、多くの場合、他の犯罪を伴い、より重い犯罪が発覚する可能性もあります。
文中に「比較的軽微な犯罪」とありますが、やられた側の怒りと恐れは軽微どころではありませんし、住居侵入罪が適用されるとイングレスというゲームの争いで前科持ちです。
住宅侵入罪は被害者との間で示談で済ませられれば不起訴になる事もあるようですが、お互い絵ジェントで事の起こりが嫌がらせのアイテムドロップ、となると、なかなか示談にたどり着くのも難しい気がします。
そこまでのリスクを背負ってやらなければならないことなのか?
これは他の立入禁止区域への侵入や運転中のながらイングレスなどもそうなんですが、XM世界に熱くなって現実を見失うと、現実社会の全てを失いかねない、という点で、エージェントである前に人として自制しないといけないですね。