ファミ通のINGRESS×メルカリの記事に見るSwagの基準。
ファミ通.comで今回のINGRESS×メルカリの提携の、特に出品についての特集記事が掲載されていました。
ここでメルカリの審査基準が載っていたので取り上げます。
ファミ通のINGRESS×メルカリの記事に見るSwagの基準。
NIA須賀さんが紹介されていました。
詳しくはぜひファミ通.comの記事を見ていただくとして、注目した点はいくつかあります。
ingress公認の営利目的グッズが販売可能に
須賀さんのコメントで、
これまで原価同等で売っていて儲けになっていなかったクリエイターも多かったが、メルカリを利用することでライセンス料は発生するけど、売値をしっかり設定して販売できる。これが新たな創作のモチベーションにもつながっていくだろうと須賀氏は語る。
というくだりがありました。
つまりメルカリを使っている分にはingress関連のSwagで「儲けていい」という意味ですね。
もちろん設定売価の10%はNianticに入るので、例えば10万のSwagが売れればメルカリとNIAにそれぞれ1万円ですから、公然とロゴなどを使う対価も払っているわけで、これまで「どこまでやっていいんだろ」と思っていた製作者にはいい話。
まぁ自由に価格が決められる、ということは、盛り上がると価格競争が起きる、ということなので、儲ける前提ではやらないほうがいいと思いますがw
別途「現物販売のみ」という仕様も記載されているので、在庫リスクはあります。
否認対象もハッキリと
これまで曖昧だったロゴのグッズでの使用のラインも一本引かれました。
ロゴ単体をそのまま使ったシールなど、創造的でないものは削除の対象になることも
僕はこれが大きいな、と思っています。
つまりたまに見かけるIngressやRES・ENLなどのロゴステッカーはライセンス否認される可能性がある≒ライセンサーとしては快く思ってない、という意思を表明したわけです。
まぁステッカーとか普通欲しいと思うんですけどね・・・。公式のはアノマリーとかでないと手に入らないしぃぃw
僕も何度Amazonで買うのを寸止めしたことか・・・w
とにかくメルカリでは「安易に乗っかった感」があるのはダメ!ということですね。
通報が絶対ではない
特定商品を通報する機能がメルカリにはあるそうで、これを悪意を持って使われた場合の対策として、
これに対しては、NIAやメルカリもしっかりチェックを行い、二次創作物だと判断できる商品であれば削除を取り下げると回答。
としています。安心な対策ではありますが、読み方を変えれば、ライセンサーとして判断を都度やります、ということで、通報削除されて異議を申し立ててもダメなものはダメなわけで、製作者(ライセンシー)がどう思おうがライセンサーが判断しますよ、という事。まぁ当たり前なんでしょうが。
今回メルカリも二次創作物の流通の初の取り組みということで、気合が入っていると思いますし、独特なルールはさておき、ヤマト運輸との提携で実現した個人情報なしで発送可能な「らくらくメルカリ便」は、発表された時にスゴイな、と思ったサービスですので、これでうまくSwag界隈が盛り上がると面白いですね。