ingress 位置偽装(GPS Spoofer)の不可解な動きの実例。
2016/07/07
最近ちょくちょく位置偽装(GPS Spoofer)の話題が出て来ますが、実際にそういった位置偽装エージェントは何をしながらどんな動きをするんでしょう?
ソーシャルで位置偽装の疑いのある事案を紹介してみます。
ingress 位置偽装(GPS Spoofer)の不可解な動きの実例。
どの事案の投稿も位置偽装の疑義のあるエージェント名が出ているので、そこを一旦伏せるために全て要約した形で記載します。
ケース1:ingressエクストリームトレイル
この厳寒期に南アルプス周辺の3000m近い山々のポータルを、夜に20分の間に走破しCFを作ったエージェント。
IntelMapで言うとこのあたりです。
そしてGoogleMapで標高と標高線等高線を表示させるとこんな地形。
それぞれの山頂近くの標高線等高線は2,700mのラインで、太線は100m刻みです。
最近のこれくらいの標高の気温は朝9時でも5度くらいとのこと。夜9時であれば・・・かなり低いですね。
また、ここに出ている地蔵ヶ岳と観音ケ岳の直線距離は1.3キロ。平地で歩いても往復は20分はかかります。
ケース2:日本海を股にかけるエージェント
朝2時に北海道の茂津多岬灯台をキャプチャ、正午過ぎに韓国DMZ(北朝鮮と韓国の国境の非武装地帯)のポータルを攻撃。
直線距離で1,300キロ、飛行機の乗り換えを考えても不可能な距離ですね。
当該エージェントはロシアにも移動しているため、各地のエージェントから不満の声が上がっています。
ケース3:舞空術使いの透明人間
夜に岩手県種市から襟裳にロングリンクが。1時間前に襟裳でCFを作ったエージェントが、岩手県でCFを作っている、という件。
(画像はとりあえず大体の場所で作ったマップです)
移動距離的に「舞空術の使い手としか思えません」とのこと。
この発見をしたエージェントがリンクを切ったあとに舞空術の使い手の反撃がありましたが、見通しのいい場所にも関わらず姿は見えなかったそうです。
発見エージェントは透明人間とワンコをする、という貴重な経験をされたそうです。その後すぐに透明人間は600m離れたポータルを攻撃、またすぐに舞い戻りながら立入禁止区域内の白ポータルもキャプチャ。
うーん、山岳エクストリーマーに日本海各地を瞬間移動するエージェント、そして舞空術を使う透明人間。
そういうキャッチでも付けないとさらっと見ると怪談話にも読めてしまう内容ですね。
こういったおかしな件についてはNIA側で通報窓口があります。
Ingress Help - Report inappropriate gameplay
NIA的にはあまり位置偽装の報告がない、という話も見たので、これは?と思う事案は報告してみたほうがいいかも知れません。
まぁそれでも対応がされないので、Change.Orgに請願だしちゃったエージェントもいますが・・・。
GPS偽装(Spoofer)や複垢に業を煮やしたAGが請願署名を募集中。 | charingress.tokyo