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そういえば?PokemonGOローンチで3社追加出資?

2016/07/10

PokemonGOがなんだかんだで全世界的にローンチした今、​ふと頂いたシェアで思い出しました。
去年の任天堂・ポケモン・Googleの出資の件。あれにはオプションがあったはず・・・?

そういえば?PokemonGOローンチで3社追加出資?

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シェア頂いた元記事はこちら。

フジテレビはイングレスを好きにできる?出資比率を試算してみた。

これで「マイルストーン」達成?

この記事でちょっと触れた当時イメージの今一つなフジテレビのお膝元で来週イージスノヴァ東京が開催、という件はおいといてw、初回2015年10月の任天堂・ポケモン・Google(Alphabet)の出資時に設定された「マイルストーン」はPokemonGOのローンチじゃないかな?と思います。

Niantic,Incにポケモン・任天堂・Googleが出資

Niantic,Inc.と3社で交わされたこのマイルストーンの設定ですが、PokemonGOローンチ以外で何か考えられるか、という点をちょっと考えてみます。
前回記事同様、専門家ではないので憶測100%です)

GoogleからスピンオフしたNaintic Labs改めNiantic,Inc.の当時の状況を考えると、可能性として設立で一部Googleの出資があったとしても、これまでのある程度安定した社内ベンチャーから独立会社となった訳ですから、いわゆる「先行き不安要素」があったであろう事は推測できます。

なので3社出資の時点でPokemonGO事業で協業する上でのマイルストーンが設定されているのでは?と思っています。平たく言えば「ingressのインフラを利用したPokemonGOには可能性ありそうだから3社で一旦出資してあげるけど、マイルストーンの達成しないと残りの1/3は出さないよ?」という上から目線の出資だっただろうな、と。

それでも2,000万ドル(当時で約24億円)の出資は当然独立会社だったNiantic,Inc.としては有り難い話だったでしょうし、さらに先にある1,000万ドル(Brexitの影響で10億円・・・)も燃える要素だったでしょう。ローンチした今でもポケモンのライセンス無しには成立しないゲームです。

他にマイルストーンの設定可能性のあるタイミングは?というと、PokemonGOのフィールドテスト開始時くらいでしょうか。けれどそのタイミングでニュースになっていないので、これは消えたんじゃないかと思います。そしてここからはPokemonGO Plusの製造・販売・流通においては恐らく任天堂、ポケモンのライセンサーは間違いなくポケモン(任天堂の持分法適用会社)、そしてこの2社がプロモーションをも担当すると思います。

Googleは・・・?と思ったのですが、よくよく考えると全世界でのAndroidのシェアは75%。
日本はiOSと大体半々ですが、全世界的にはAndroid一強です。そしてこのAndorid OSとGoogle PlayStoreを両方握ってるGoogle・・・そりゃ噛みますよね。ポケモンのアプリゲームの全世界普及には任天堂・ポケモン共に外せないパートナーです。任天堂とポケモンにとってはGoogleと組める事にこの出資の意味がある、といってもいいくらいかも。

ということで、「マイルストーンはPokemonGOローンチだ!」という勝手な憶測を元に、近々に任天堂・Googleから「追加出資シター!」という発表があるんじゃないか?とこちらも勝手に予想しています。

任天堂の有価証券報告書をチェックしてみた

既に任天堂はNiantic,Inc.の株式を持っているハズなので、何処まで読めるか分かりませんが以前の記事当時はまだ出ていなかった任天堂の有価証券報告書にヒントがあるかも?ということで今更ながらチェックしてみました。

株主・投資家向け情報:IRライブラリー - 有価証券報告書

第76期 有価証券報告書(PDF)

Niantic,Inc.への出資は、もしかしたら持分法適用会社として記載があるかも?ということで該当箇所を見てみました。

nintendoir2015

お!記載されていない会社が1社ある!これがNiantic,Inc.では・・・?と思ったら、別の箇所に全部記載がありました。

2  持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の関連会社は次の4社です。
㈱ポケモン、㈱ワープスター、PUX㈱、First Avenue Entertainment, LLLP

あー。違った。残念。

別の箇所にも「お!?」と思う記載が。

nintendoir2

「市場価値がなく、時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額」とあるので、もしかしたら・・・と思ったのですが、2015年3月末時点で既に計上されていて、任天堂他3社のNiantic,Inc.出資は2015年10月とのことなので、これも該当しない模様。

まぁ出資時点で時価を決めてるわけですからここに分類されるのも考えづらいんですが・・・。
追加出資がされて、僕の予想通りのシェアだと次から持分法適用会社になるんじゃないかなぁ?

この次起こりそうなこと

そして今後起こりえるんじゃないか?と僕が勝手に予想しているのは以下の事柄です。

マイルストーン達成に伴う追加出資キター!

上記の通り。ローンチがずれずれで日本マダー!?なので発表されるとなるともうちょっとかかると思いますが。

追加出資時の経営陣も追加出資

PokemonGOリリースと同時に全世界でダウンロードランキング1位!という状況もありますし、Niantic,Inc.的には「リリースまで漕ぎ着けたらもうウハウハだろう」という憶測も事前にあったはず。

Niantic.Inc.創業者のジョン=ハンケ先生は元々自分の会社をGoogleに売り払った(後のGoogle Earth)実績もあるので、マイルストーンまで行ったら会社は一旦安泰、けど自分(たち)のシェアは低下、という懸念もあったんじゃないかな?と思います。

ということは、マイルストーン達成時に先生(と経営陣)が追加出資してちょっとだけシェアをあげとく、というオプションもあり得るかなぁ・・・?と。ここらあたりはメガ企業のGoogleと任天堂(とポケモン)と、独立ベンチャーのネゴなんでパワーバランスは分かりません。けど先行きが見えた事業には創業者が次に考えるのは自分のシェアだと思います。

その先のNiantic,Inc.の上場・・・?

Googleで「Niantic」って検索するとサジェストで「Niantic Labs株価」とか出てきてニヤッとしましたw
当然非上場なので株式を一般の人が買うことは出来ないんですけどね・・。
けどジョン先生は多分上場を意識してるんじゃないかなぁ・・・?と勝手に想像しています。そうで無ければGoogle(Alphabet)の中でやってたほうが好き勝手出来たはずなので。Googleのグループ再編でもその後の出資を考えると充分グループ連結子会社の社長としてやっていけたでしょうし、Google内のリソースも好きに使えたハズなので。

それを振りきって独立会社にした理由は事業を自由に出来る事だろうと思います。その自由の選択肢の中に「上場」の2文字があってもおかしくないですね。

米国の上場基準だとどうなのか分かりませんが、PokemonGOに関してはすごく成功しても任天堂・ポケモンの影響度・依存度が高いとして日本だと上場ハードルは上がると思うのですが、そこは逆にingressが事業単体でコラボ企業との広告事業(Cost Per Visitと言ってたやつです)で利益規模感と成長性が出ていれば充分クリア。その後のアイテム有料課金、アノマリーサポーターキット収益と収益の多様化も見えています。(儲かってるかどうかは知りませんが)

・・・とまぁ長々と書きましたが、あくまで僕の憶測ですし、そう考えると面白いよね、くらいで読んどいてもらったほうがいいと思いますw

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