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Nianticジョン=ハンケのポケモンGO運用についてのメッセージ。

突如ポケモンGOのサードパーティ製のツールからのアクセスを制限したNiantic。この運用についてのジョン=ハンケCEOからのメッセージが掲載されました。

Nianticジョン=ハンケのポケモンGO運用についてのメッセージ。

メッセージはこちら。
Pokémon GO

これを読むと一見便利に見えるサードパーティ製のサービス、例えばレアポケモンの発生場所をマッピングするサービスなどが、結果的にポケモンGOトレーナーの首を絞めている、という事がよくわかります。

例えばサーバ負荷ですが、サードパーティ製のアクセスを制限した途端これだけ下がっています。

これでサーバ負荷が下がったことでオリンピックが開催されるブラジルを含む南米地域のポケモンGOリリースが実現できる余裕ができた、とも。

また、こういった社外ツールのアクセスへの対応は、新機能開発の時間を奪いリリースを伸ばすこと、社外ツールのアクセス以外にも不正アクセスでサービス停止などを狙うものもあり得ることから、結果的にこれらのアクセスを許すとユーザーが不利益を被る、という話も。

ポケモンGO日本リリース後に毎日のようにあった夜のトラブルも、こういうツールのトラフィックもあったのかもしれませんし、日本リリースが遅れた理由の何割かもこれかも知れません。

なかなか納得できる説明ですね。
またこのアップデートから読み取れそうな点もリストアップしてみます。

リオオリンピックに間に合わせたかったNiantic?

リオオリンピック開幕直前にサードパーティ製のアクセスをガサッと切って間に合わせる、という点は恐らく企業としての計算も多分にあったはず。ご存知の通りオリンピックは全世界が注目し、また出場選手の一挙手一投足にもスポットライトが当たります。

最近はスポーツ選手がTwitterやInstagramで発信することも珍しくもなく、しかしオリンピック選手のツイートやフォトはネットを始めとしてあらゆるメディアが取り上げます。この中で、例えば選手村や会場で「レアポケモンが出た!」という発信の広告効果たるや・・・?想像も付きませんね。それも巨額のスポンサード無しで、です。

4年に1回のこのビッグイベント(冬季はおいといて)に露出できる機会を活用する、というのはコマーシャリズムに走ったとかそういう表面的な話だけでなく、Niantic自身も予想がつかないようなミラクルが起こる可能性を捨てる事にもなりかねないため、是が非でも間に合わせたかったんだと思います。

イングレスのIITCもやっぱり・・・?

イングレスのサードパーティ製ツールとしてメジャーどころのIITC、Ingress Intel Total Conversion。Niantic謹製のIntelMapというプロプライエタリ的なツールに対してオープンソースで本家にはない利便性を提供しているツールです。

半ばNianticの黙認、という形で利用できているIITCですが、今回のポケモンGOでのNianticの対応を見る限りは同様の問題がIITCでも起こっているでしょうし、今後いつIITCが突然使えなくなるかも分からない、というのがハッキリしました。

また他のプレーヤーへの影響を考えるとそもそも使うのもな・・・という気もします。イングレスのエージェントにとってもちょっと考えさせられる内容ですね。

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